2008/03/05 社会保険研究所(記事見本)
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◆ARB10.1%、SSRI10.0%の再算定引下げ
◆診療報酬改定を告示 ◆保険薬局協会が流通改善を宣言
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◆ARB10.1%、SSRI10.0%の再算定引下げ
 厚生労働省は5日、薬価基準の全面改正を官報告示した。実施は4月1日。11成分30品目が市場拡大再算定品となり、降圧薬ARB(アンジオテンシン受容体2拮抗薬)と抗うつ薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は全品目が再算定の対象で、ARBは10.1%、SSRIは10.0%引下げられた。抗リウマチ薬レミケードは6.9%、免疫抑制薬プログラフは8.5%引下げられた。
 薬価算定方式については、2月13日の中医協で了解された「薬価算定の基準」に基づいて、市場実勢価格加重平均値調整幅方式によって算定した。薬価算定式の調整幅は、改定前の薬価に2%を乗じた額とした。改定率は薬価ベースで▲5.2%、医療費ベースで▲1.1%。市場実勢価格加重平均値調整幅方式による算定のほか、(1)市場拡大再算定による引下げ、(2)後発医薬品のある先発医薬品の特例による引下げ、(3)不採算品再算定による引上げ−が行われた。

◆診療報酬改定を告示
 厚生労働省は5日、平成20年度の診療報酬改定に伴う省令・告示を官報掲載するとともに、算定の留意事項など関連通知をホームページに掲載した。次回は、3月19日の官報掲載が予定されている。
 ホームページに掲載されたのは、「「診療報酬の算定方法を定める件」等について」(保発第0305001号)、「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」(保医発第0305001号)、「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」(保医発第0305002号)など。
 「「診療報酬の算定方法を定める件」等について」には、パワーポイントによる改定概要の説明資料が添付されている。
 URL⇒ http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/03/tp0305-1.html

◆保険薬局協会が流通改善を宣言
 日本保険薬局協会(三津原博会長)は2月28日の理事会で、「医療用医薬品の流通改善に向けて」と題した流通改善に関する宣言を決議した。
 宣言は、(1)価格交渉は早期妥結の観点から対応する、(2)総価取引でなく単品交渉を行う、(3)原則として薬価改定後の3カ月後をメドに価格交渉する、(4)モデル契約書に基づく契約締結の推進を図る−の4点を主な内容としている。
 厚生労働省の「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」が昨年9月に緊急提言をまとめており、保険薬局協会は医療用医薬品の流通に関して公的保険制度下の取引であることを最大限留意し、自由かつ公正な流通が確保できるよう宣言を決議した。
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